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気まずい空間だったが、今からは夕飯だ。
ここで、明るくしないとな…。
まぁ音姉がいるから大丈夫かな。
音姫:「では。いただきます。」
俺、由夢:「いただきます。」
音姫:「でさ、弟くん。好きな人とかいるの?」
俺:「ブー――ッ!」
食べた物を吹き出した!
由夢:「ちょ!?兄さん汚いからー!」
由夢は完全にひいている。
俺:「音姉、な、なんで急に…。」
音姫:「だって弟くんの周りって女の子が多いじゃない。だからいるのかな?って思ったの。」
俺:「…いません。」
音姫:「姉としては弟くんの彼女さんも見てみたいよね~。」
由夢:「…!?」
由夢は吐きかけたらしい…。
まったくこの人は…。
お構いなしだな…。
明日からは学校だな。
音姉の事だから早いんだろうな…。
俺:「じゃ。お風呂借りるね。」
音姫:「ど~ぞ~。」
ひらひらと手を振っている。
はぁ。体がもたんな…。…さくらさん…。
一体何を…。
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