そして今日

5/5
560人が本棚に入れています
本棚に追加
/103ページ
気まずい空間だったが、今からは夕飯だ。 ここで、明るくしないとな…。 まぁ音姉がいるから大丈夫かな。 音姫:「では。いただきます。」 俺、由夢:「いただきます。」 音姫:「でさ、弟くん。好きな人とかいるの?」 俺:「ブー――ッ!」  食べた物を吹き出した! 由夢:「ちょ!?兄さん汚いからー!」 由夢は完全にひいている。 俺:「音姉、な、なんで急に…。」 音姫:「だって弟くんの周りって女の子が多いじゃない。だからいるのかな?って思ったの。」 俺:「…いません。」 音姫:「姉としては弟くんの彼女さんも見てみたいよね~。」 由夢:「…!?」 由夢は吐きかけたらしい…。 まったくこの人は…。 お構いなしだな…。 明日からは学校だな。 音姉の事だから早いんだろうな…。 俺:「じゃ。お風呂借りるね。」 音姫:「ど~ぞ~。」 ひらひらと手を振っている。 はぁ。体がもたんな…。…さくらさん…。 一体何を…。
/103ページ

最初のコメントを投稿しよう!