1、寝起き

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チュン...チュン...チュンチュン スズメの泣き声と共に... チッチッチッ... リリリリリーン! 目覚まし時計が鳴り響き、眩しい朝日がカーテンの隙間から薫の顔を照らし始めた。 トントン、と優しく僕の肩を叩き、 美「おはよ~...薫」 耳元で囁く優しい声...美由紀だ。 薫「おはよー、美由紀」 寝覚め良く起きて素敵な彼女に起こしてもらい、幸せを噛み締める薫。 (僕より幸せ者は居ないよなぁ~) 美「早く起きないと学校に遅刻するよ、ご飯作ってるから...早く食べて、一緒に行こうよ」 学生カップルである。 作ってあったのは、目玉焼き、味噌汁、肉じゃが... (どれも美味しそう...) 美「美味しい?」 (とても美味しいよ!!美由紀は家庭的で料理も美味い!!) 薫「美由紀の作るものは全部美味しいよ」 美「もぅ...」 美由紀は顔を火照らせ少し照れている...やっぱり可愛い... (彼女に出来て最高だよな~!) 薫「ごちそうさま」 ご飯を食べ満足な薫... 美「ちょっと待っててね、片付けするから」 ガチャガチャ... 美由紀の洗い物してる後ろ姿(ポニーなうなじ)を目にしながら、服を着替え頭にワックスを塗る薫... 薫「どうかな?美由紀」 美「薫は何でも似合うしカッコイいよ...でも薫はモテるから私心配...」 薫 「俺が好きなのは美由紀だけだよ!」 チュッ...(接吻) そっと美由紀を抱き締める薫... 薫「行こうか!」 美「うん」 二人仲良く手を繋ぎ... 登校する...朝の事...
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