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チュン...チュン...チュンチュン
スズメの泣き声と共に...
チッチッチッ...
リリリリリーン!
目覚まし時計が鳴り響き、眩しい朝日がカーテンの隙間から薫の顔を照らし始めた。
トントン、と優しく僕の肩を叩き、
美「おはよ~...薫」
耳元で囁く優しい声...美由紀だ。
薫「おはよー、美由紀」
寝覚め良く起きて素敵な彼女に起こしてもらい、幸せを噛み締める薫。
(僕より幸せ者は居ないよなぁ~)
美「早く起きないと学校に遅刻するよ、ご飯作ってるから...早く食べて、一緒に行こうよ」
学生カップルである。
作ってあったのは、目玉焼き、味噌汁、肉じゃが...
(どれも美味しそう...)
美「美味しい?」
(とても美味しいよ!!美由紀は家庭的で料理も美味い!!)
薫「美由紀の作るものは全部美味しいよ」
美「もぅ...」
美由紀は顔を火照らせ少し照れている...やっぱり可愛い...
(彼女に出来て最高だよな~!)
薫「ごちそうさま」
ご飯を食べ満足な薫...
美「ちょっと待っててね、片付けするから」
ガチャガチャ...
美由紀の洗い物してる後ろ姿(ポニーなうなじ)を目にしながら、服を着替え頭にワックスを塗る薫...
薫「どうかな?美由紀」
美「薫は何でも似合うしカッコイいよ...でも薫はモテるから私心配...」
薫
「俺が好きなのは美由紀だけだよ!」
チュッ...(接吻)
そっと美由紀を抱き締める薫...
薫「行こうか!」
美「うん」
二人仲良く手を繋ぎ...
登校する...朝の事...
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