03:一日〇〇と秘密

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  まだかなりの時間を残したまま、一通りの身仕度を終えてしまった。   だが、こんな何もない時間がどうしようもなく好きだ!!       俺はリッチなティータイムと洒落こむことにした。   麦茶うまー。     それから数分後、本格的にすることも無くなった。   「…………」       行くか。       まだちょっと早いけどさ。   せめてテレビでもあれば、変わるんだけどね。   ホケーっとしてたらいつ寝るか分からないじゃない?   そうすると、我が身の為にもやっぱり家を出ておくべきだと思った次第でございます。   約束交わしちゃったしさ。   どこぞやのバカヤローは約束は破る為にある!!とか言うけど、そしたら約束なんて単語も意味も全く異なる。   約束は約束だ、と俺は思う。   世の中全てが嘘だなんて、思いたくない。   そんなことはどうでもいい、二の次だ。           行きますか。そーですね。
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