十二話め・三本杉家と下着ドロ

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 世のロリ好きな男達を  無条件で  野生化させてしまう程の、  無駄な愛らしい笑顔を       顔中満面に浮かべ、  一種の神業と言えるだろう  最強の激甘オーラを  純朴に発生させていた梓が、  その愛情のベクトルを  一直線に豊和へと        注いでた頃……。 「😃✋ 豊和ぅ~。  😉✋ ゴハン     出来たわよ〰〰ん❤」  💧🐱💨 ……なんだか       アホ見たいな声が、  常識外れの軽やかさで  豊和と梓の耳に転がって来た。     💧😒 ……一体、  どんな事が起こると、  こーも上機嫌な声が      出せるんだろ〰な?      ――って、  悩む必要もないケド、  悩みたくなる様な声を        出していたのは、   二人の姉となる       三本杉家の長女、      三本杉宝だ。   (さんぼんすぎ・たから)
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