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「✨😒✋ ――アナタは、
新婦・三本杉宝に
永遠の愛を誓いますか?」
――と、真面目な顔をした
卓馬が豊和へと尋ねた。
💧😒 ここまでやるのか……。
豊和は毒突く。
しかし……こうも
盛り上がった場で、
『✨😒✋ 誓いません』
💧😒💨 ――とは、
口が裂けても言えない。
「💧😌💦 ……はい、誓います」
豊和は苦笑いで、
そうと新婦に……宝に告げた。
宝の瞳に涙がこぼれたのは、
そこからすぐの事だった。
これがウソの
結婚式だと言う事は、
重々、承知している。
みんなの良心で、
やってくれた事なのも分かる。
でも……でも。
ウソでも――嬉しかった。
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