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宝は母となり、
自分がこれまで経験して来た
恋愛の昔話を語り、
娘へと愛情の大切さを教える。
細やかな幸せが、
どんなに大切な事かも
……きっと教えるのだろう。
最愛の男性への想いを
最後まで貫き通した宝。
旦那の稼ぎは
お世辞にも良くはない分だけ、
やはり何かと
気苦労は耐えない日々を
送っている様子ではあるが、
それでも彼女は
一男一女を授かり、
いつも朗らかに笑っている。
宝は、今日も幸せであった。
～僕はノーマルだ‼・完～
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