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始めての人には敬語で!!
今日は転校初日…
そして、この小説の主人公とも言える、私こと篠乃女 梓(シノノメ アズサ)は今走っている最中である。
何故走っているかって?
そんなの遅刻寸前だからに決まってるじゃない!!
学校まで後少しの距離だと言うのに神様は酷い。
「だぁぁぁぁ!!何で赤?!」
そう今まさに信号と言う名の、現代の発達で生まれた機械が邪魔をしていて行き先を塞いでいた。
「あ、やべっ…鐘鳴ってるよ…これ予鈴?予鈴だよね?」
一人ブツブツ言いながら、時計を確かめると時間は8時40分を示していた。
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