11人が本棚に入れています
本棚に追加
だけど、一度手をあげたらそれは止まらなくて。
アタシは、平気で娘を叩くようになっていた。
叩くだけじゃない。
アタシは、酷い言葉までかけるようになっていた。
『何回言ったらわかんのよ!
これはダメだって言ってるじゃない!!
このバカ!』
そして、また叩く。
その瞬間、娘が身構えた。
『あッ!』
そう思ったけど、手は止まらなかった。
【バシッ!】
叩いた所は腫れていた。
『ヒック…ヒック…。
ゔぇぇぇ~~ん!!
ママァ~!!
ごめんなさい~!!』
最初のコメントを投稿しよう!