虐待

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だけど、一度手をあげたらそれは止まらなくて。     アタシは、平気で娘を叩くようになっていた。     叩くだけじゃない。   アタシは、酷い言葉までかけるようになっていた。       『何回言ったらわかんのよ! これはダメだって言ってるじゃない!! このバカ!』     そして、また叩く。     その瞬間、娘が身構えた。   『あッ!』   そう思ったけど、手は止まらなかった。     【バシッ!】     叩いた所は腫れていた。     『ヒック…ヒック…。 ゔぇぇぇ~~ん!! ママァ~!! ごめんなさい~!!』
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