1968人が本棚に入れています
本棚に追加
ミサエは浜○あゆみに似ている。
…と、自分では思っている。
実際に彼女を見た人は「本人には言えないが北京原人に似ている」などと口々に言うが、見た目はともかく明るく社交的な性格で友人は多かった。
性格が明るいからか、いつでもセクシー(っつうか、露出狂?)なファッションのおかげか彼氏もいた。
ある日、ミサエとミサエの友人カナコは二人でドライブをしていた。
その日もミサエは、まだ春だというのに谷間全開、背中全開、パンツ見えそうなミニスカ姿だった。豊満な身体(…というか…ぶっちゃけあとちょっとで体重三桁)を見せつけて、ある意味目に毒だった。
カナコは車の免許を取ったのが嬉しくてミサエを誘ってドライブをしていたものの…女二人のドライブ…運転しているカナコは免許取り立てで方向音痴。
近所をぐるぐる回って結局、コンビニの駐車場でだべっていた。
ミサエ「暇だねぇ…」
カナコ「どっか行く?っつっても、どこ行きゃ良いのか…金も無いし」
ミサエ「スタビしてさぁ、男にメシとかカラオケとかおごってもらおうよ」
カナコ「気が進まんなぁ…。うち彼氏いるし。つか、あんたも彼氏いるやん。しかもあんた携帯プリカやん?うちのでやんの?」
ミサエ「だから~メール消しとけばわかんないって!ここにいても暇じゃん!それとも、もう帰る?」
結局、二人はスタビに
「ぅちら超ヒマしてる↓↓ひとりゎぁゅ似でひとりゎ深きょん似だょ☆暇でカッコィィ男のコゎ写メ付きでメェルして!!」
と、いった内容の書き込みをした。
ミサエがプリカなので携帯はカナコのを使ったが、書き込みはミサエがした。
そして、マサキとユウタという二人組の男と会った。
最初のコメントを投稿しよう!