過去の記憶

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彼は、僕以外にも、たくさん友達がいました。もちろん男友達だけでなく、女友達もです。 更に彼は、女子からもモテ、パーフェクト人間でした。 けど、彼は時々一人になってしまう僕がいると、常に僕を優先してくれます。 僕に近寄って彼がいいました。 「女はたくさんいる、でも、オマエという友達は一人しかいないんだ。俺にとっての宝物はオマエなんだよ。オマエが辛そうな顔してんのを見ると俺も辛い。オマエには、いつも笑顔でいて欲しいんだ。」 「ありがとう。僕もそういって、貰えると嬉しいよ。感謝してます。」 この時の僕は、彼が本気であんなセリフを言ってるなんて気づいてもいなかった。後に僕はこの事で後悔する事になる。 とは誰も知るよしもなかった。
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