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俺はラグナ王が統治するラグランドに着いた。
どうやら勇者はこの城にいるらしい。
とりあえず中に入ってみるか。
衛兵が立っていたがあっさり中に入ることができた。
…セキュリティー甘くね?仮にも俺魔王だよ?
ずんずん進んで王の間に辿り着いた。
ラグナ王「おお、ロジャー!死んでしまうとはなにごとだ!!」
ロジャー?ああ、勇者か。つーか無茶言うなよ。
ラグナ王「レベルの低い内は遠くに行ってはいかん!もう死ぬでないぞ!」
ロジャー「はい、すいません王様!ではいってまいります!!」
つーかアイツもう死んだのかよ。はぇーな。いろいろ突っ込みたいところはあるけどまぁいいや。
とりあえず王様にコビ売っとくか。
リオン「お待ちください、王様!」
王の間にいる全員が俺のほうをむいた。
ラグナ王「なんじゃ、お主は。」
リオン「そのものに勇者である資格はありません。こうも簡単に死んでいるようでは魔王と戦っても無駄というもの。」
ロジャー「なんだと!」
ラグナ王「ふむ。しかしこの者はワシが見込んだ男。ワシの目が間違っているとでも申すか?」
リオン「それはわたくしとこの者が手合せしてみればわかることでございます。」
ラグナ王「ほう、おもしろい。よし、ロジャーはそれでよいか?」
ロジャー「望むところです!この大口野郎を叩きのめしてみせますよ。」
よし、ここまでは計画どおりだ。
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