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ロジャー「俺はこんなところで…負けられないんだあぁぁぁぁ!!」
いやいや、さっき負けてっつーか死んで王様に説教食らってただろーが!!
何コイツ!どの口がそんなこと言っちゃうの!?
しかしその時、勇者の剣が輝きを放った!
リオン「ムッ、これは…」
ガキィィィン
リオン「…なるほど、やはり一応勇者だけはある。威力こそ低いがギガスラ○シュを放ってみせるとは。」
よし!この辺でいいか。
俺は剣を鞘に納め王に向かってこう言った。
リオン「閣下。私が間違っていました。この者は今はまだ未熟ですが紛れもなく勇者でございました。」
ラグナ王「うむ。ロジャーはワシが見込んだ勇者。
どうやらわかってくれたようじゃな。」
リオン「しかし私にすらかなわないようでは魔王には到底かないませぬ。」
まあ俺が魔王だからね。間違ってはいないよね。
ラグナ王「うむ…確かに。」
リオン「そこでどうでしょう、わたくしめがロジャーに付き、魔王を倒す手助けをいたしましょう。もちろん、王とロジャーがよろしければですが。」
ノーと言うはずがない。もう王の中では俺の評価はものっそい高くなってるはず。ロジャーも王がOKと言えば従うだろう。
ラグナ王「おお、そなたがロジャーに力を貸してくれると言うのか!これは心強い!ロジャーはどうじゃ?」
ロジャー「…くやしいが魔王を倒すために味方は多いほうがいい。わかりました、リオン殿と手を組みましょう。」
嫌々かよ。しかも冒頭ちょっと上から目線だし。お前俺いくつだと思ってんだゴルァ
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