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暗い通路の奥に長い間放置されていたであろう遺跡のような部屋があった。レインは見失わないように皇帝たちについていった。
突然先頭を歩くブレイズの女性が足を止めた。
「左側を固めろ!皇帝をお守りするのだ!」
突如として暗闇から赤い鎧を着た仮面の男たちが飛び出してきた。暗殺者だ。暗殺者たちは不意を突き、鈍器で彼女の頭を力一杯殴りつけた。
頭蓋骨が割れる音がした。
彼女は力無く倒れた
「指揮官がやられたぞ!」
ブレイズたちは一斉に暗殺者たちに斬りかかった。研ぎ澄ました刀剣が暗殺者の喉を貫く。残りの暗殺者がブレイズに殴りかかるも、ブレイズは滑らかな動きで攻撃をはじき、背後に回り込み背中から刃を突き刺した。
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