第1章 帝都下水道を脱出

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「顔をよく見せてくれ…夢で見たのはそなただったか…ということは今日がその日なのだな…神よ我に力を…」 「一体何が起きたんだ?」 「息子たちが暗殺者の手にかかってしまった…次は私の番だろう。近衛兵のブレイズたちと秘密の脱出路を通って、街の外へ脱け出す所だ。 …その脱出路がこの牢の中にあったということだ。」 ブレイズというのは周りの変わった鎧を着た連中に違いない。レインは何故牢の中にそんな抜け穴があるのか聞きたかったが、それよりも… 「何者だ?」という疑問を投げかけてみた。 老人は答えた。 「私は皇帝ユリエル・セプティムだ。神々のご意志のもと、タムリエルを統治している。」image=114537073.jpg
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