第一章 冬の始まり

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「ごめん、私も…」 「多枝、あなたも?」 「うん、ダメモトで告ったらうまくいっちゃって…」 「まさか、サッカー部の先輩?」 「うん、中島先輩」 「そっかー、ズーっと憧れてたんだもんね」 「里美、あなたは?」 「私は彼氏なんかいないよ」 「雅代は?」 「私は兄貴に強引に誘われちゃってスキーに…」 「ええっ、予定が無いのは里美と私の二人だけなんだ…」 「二人じゃ盛り上がらないけど、やりますか」 「だね」 三人「ごめんなさい」 二人はクリスマス・パーティーを、明奈の部屋でする事に決めた。
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