mask.1
2/13
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
13人が本棚に入れています
本棚に追加
/
40ページ
かたりと陶器がテーブルに置かれた音がして、私は目をそちらへ向けた。 義母が不機嫌そうに私を見ていた。意志の強そうな目が、私を見据えたまま動こうとしない。 「文緒さん」義母は私を睨んだまま呼びかけた。 「はい、義母さん」「敦の帰りが遅いわね。あなたは何か知らないのかしら?」「いいえ、義母さん」 義母は私を一瞥すると、そう、と一言つぶやいて椅子から立ち上がった。 .
/
40ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
13
スターで応援
0
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!