mask.1
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―――どうせ風呂にでも入るのでしょう。そんなことをしても、あなたの香水臭さは消えないと思いますよ。 そんなことを言えたらどんなにいいか。私はいつも思うだけだ。今だって、冷めた紅茶を見ながら一人淋しく座っている。義母の残り香だけが歪に残った。 ―――あなたの、あなたの大事な大事な敦君は、どうせ今頃遊び更けっているころでしょうに。 .
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