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すると、Ａ子さんには、初期の子宮ガンが見つかったのでした。
Ａ子さんには、まったくと言っていいほど、自覚症状は無かったらしく、発見が…後１ヵ月遅ければ、手遅れになっていたらしいです。
私に…そこまでの経緯を話すとＡ子さんは酔っていたせいもあってか泣き崩れました。
今まで誰にも話さなかった事を不思議な心霊体験をいくつもしている私なら理解してくれると思ったのか…
私は優しく、肩を抱き、背中を擦って…少し落ち着くのを待ちました。
Ａ子さんは、死んで、尚、私たちを見守り続け、愛してくれている旦那さんに感謝しても感謝したりないと言っていました。
皆さんは、これが偶然に起きた事だと思いますか？
誰かを愛する気持ちや想いが、こんな奇跡を起こしたのだとしたら、愛とは…なんと偉大で掛け替えの無いモノで、言葉すら遥かに超えたモノなのかも知れないと感じさせられました。
～終～
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