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背中にいきなり固い感触
それと同時に聞こえた声
「桂先輩ぃー・・・・」
「・・・・亜紀?」
強く後ろから抱きしめてくる亜紀
亜紀がこんな事するなんてかなり珍しい
俺が前ふざけて抱きしめた時なんかかなり顔を赤くして突き飛ばされたし・・
後ろを向くとやっぱり亜紀が居た
「おい・・どうした?」
まだ俺を抱きしめてくる亜紀
何か様子がおかしい気がする
つか・・・・
酒くせぇ・・・・・・・
「桂先輩の香りがする♪」
「・・・・・・・・・。」
絶対飲んでるな・・・
誰だよ飲ませたの
「水持ってく・・」
「やだぁ!!」
水を持ってこようと少し離れたら亜紀がギュッと力を込めた
「先輩・・離れないで下さいよぉ・・・」
上目遣いをしながら言う亜紀
・・・・・・・・・っ
こいつ・・・
酔うと更にたち悪くなんのかよ
ただでさえ無意識でやってくんのに
「・・・先輩?」
今日はいつもと違うせいか
亜紀が違う人に見える
つかこんな性格だっけな・・
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