♥L○ΛЁ+GÅΜΕ♥

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「・・・反則だろ、それ」 私の髪の毛を弄りながら言う先輩 反則・・・・・・・? 私はポカンと先輩を見た 先輩はどこか怒っているような表情で私を見る 「・・・桂・・・先輩?」 私はビクビクしながら先輩に言った やっぱり似合ってないよね 私が先輩の横に居たら 先輩に迷惑がかかる 「・・・我慢できねぇかも」 「・・・・え?」 ニッと笑って私の耳元に近づいた 「亜紀が可愛すぎて」 「っ・・・・・・・」 そう言って先輩は私の首を唇でなぞる か・・・可愛いって 桂先輩が・・・・・ 「も・・からかわないで下さい・・っ」 「からかってないけど」 ───チクン 甘い痛みが走る 少しして先輩が首から唇を離して指でなぞった 「隠すなよ?」 「えっ・・・?」 意地悪に笑う先輩 まさか・・・・・・・ 私は近くにあった鏡を見る 首には 赤い痕 つまりキスマーク 一気に顔が赤くなった 「悪い虫がつかねーようにな」 「わ・・悪い虫、ですか?」 今は冬だから虫なんか居ないのに・・・ そんな事を思っていると 「そろそろ行くか」 桂先輩に手を引っ張られた 「・・・っ」 まだ手をつなぐ事に慣れなくて 顔を更に赤くしてしまった でも・・・ 桂先輩にほめられて嬉しいな 緩む顔をおさえながら 会場に入った .
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