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パーティーが始まって30分くらい
私は陸斗先輩の隣でボーとしながら
テーブルの上にあった料理を口に運ぶ
「美味しい亜紀チン?」
陸斗先輩はワインを飲みながら私に言った
今の私には
お酒を飲んでいる事を気にも止めずにゆっくり頷いた
「・・・美味しいです!」
笑いながら私は言う
陸斗先輩の周りにはさっきまですごい数の女の人が居た
でも陸斗先輩が笑いながら
「ブスには興味ないんだよねー。視界に入ってくんな」
この一言で周りが一瞬凍った
そして今では遠くから見ている女の人達
隣に居る私はかなり睨まれている
別にそれは良いんだよ・・
私は少し離れた遠くを見た
「・・・・・・・・。」
「あれは親の会社の付き合いだからさ、気にすんなって」
ね?と陸斗先輩は頭を撫でた
私が見た先に居たのは
桂先輩と
すごい綺麗な女の人が楽しそうに話している姿
女の人のそばには
その人のお父さんみたいな人が居て
その人も楽しそうに話している
ちょっと行ってくるって言われてもう30分も経っている
住む世界が違うってこの事をいうんだなって本当に思う
いくら桂先輩と一緒のクリスマスって言っても
寂しすぎるよ・・・・・
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