それまでの私

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ピクリとも笑わず、愛想を振りまく事なく受け答えする彼に呆れたのか チャラ女はクスクス笑いながら出ていった。 その後の私はというと、一緒にトイレに行かないだけで付き合いが悪いと、いじめの対象にされた。 そんなつまらない上辺だけの友達なら、こちらから願い下げた。 机や椅子には、うざい。死ね。消えろ…。 そして、段々一人になっていく。 ノートも汚いものを持つように扱われ、そして窓の外へ投げられる。
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