序章

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ただ、暗闇を走り抜けた。 血塗れた鎌を握って。 白い服が赤色に、染まっていたけど 関係なかった。 生き延びるために 私は走る。 紅い月の光を受けて。 ならばこの紅い月に誓おう。 ―――復讐を―…。 そのためになら、私は 悪魔にでも 裏切り者にでも 死神にでも、なってやる…―。
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