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裏切りの果ての愛
もう誰も
信じてなんかいない
人間なんて
いつかは
いなくなること
知っているから
約束なんて
するものじゃない
その場しのぎの
甘い囁きなんて
脆いものだ
君との『約束』に
貰ったミサンガが
今も僕の
左足首を締め付けている
いつ帰って来るのかと
真っ暗な部屋で
鳴らない携帯握りしめ
君からの着信待つ
気が付けば
何度朝を向かえたのか
枯れることのない涙
それでも君を
愛していた
どんなに辛くても
どんなに涙流しても
君を愛すること
やめなかった
君の姿一目で
愛が溢れ出したんだ
愛って
なんて残酷なの
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