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『いいってことよ。』
でもアリスには少し
疑問があった。
『遠回りしなきゃいけないのはわかったんですけど
橋などはどこにありますか?』
見渡す限り,
花畑でいっぱいだった。
『なら,
ここを真直ぐ行けば,花の妖精がいる。
助けになってもらえばどうだ?』
妖精!?
アリスの目はキラキラ光った。
『い,行ってみます!』
テントウ虫は
優しい目をして言った
『お前さんはアリスか?』
『あっ,はい...』
『やっぱりそうか...
こんなに立派になって..
いいかい?
どんなことが待ち受けていようとも,
自分を見失ってはいけないよ?』
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