ありま

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朝日が、目に入りこみ、肌寒さに、布団をかぶった。 『ありまっ、早く起きなさいっ!』 母親の声が、聞こえた。いつもの怒り口調。寝不足からくるのだろうかと、考える。 イヤイヤ、お前の為やろって、意識が、頭に流れた。 学校には、行かないと行けないが、10分、時間がまだある。10分ゆっくりして、準備をして、家をでれば、学校には、間に合う。 そんな計算をしつつ、布団のぬくもりに、甘えていた。
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