生まれた時。
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スーナには、まだ、意識が、生まれていない。 そんな、スーナを少し、憎む者が、いた。 姉のニーナだ。 ニーナは、親がいない。 スーナの母親のお姉さんの子。つまり、スーナとは、いとこにあたるのだが、事情により、スーナの母親の子になった。 つまりは、スーナの姉が、ニーナなのである。 ニーナは、スーナを憎む自分に、まだ気がついてなかった。 星の綺麗な冬の夜の物語。
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