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私の名前は『円』(まどか)と言います。
中1の女バス所属です♪
その日はいつもの様にリビングで母とTVを見ていました。
私の父は『あんま師』(指圧(マッサージ)針 灸 を使って医療をする人)
なので人の体の事は誰よりも詳しく
また、母も看護婦なので
病気の事などは詳しいのです。
えぇ―――っっ
どこまで話しましたっけ?
あぁっ!!そうそう
っで!!
リビングでTVを見てたんです。
私はTVを見てたので
父に背中を向けた状態でイスに座っていたんです。
そうしていると父が急に
「ん"っ?!あれっ
円っっ背骨が曲がってるぞ」
『あぁ!猫背だからでしょ!♪』
そう言うと 父は不安そうな顔つきで私の背中をさわり
「オイっあけみ(母)円の背骨まがってると思わないか?!」
「えっ!!」
そう言うと母も私の背中を触りました。
私は不安で不安でどうしたらいいか分からなくなり
二人の会話に集中するため
TVの電源を消し
二人の会話を聞き逃さぬ様話に集中しました
「なっ……まがってるだろ」
「お父さん…側弯症(そくわんしょう)じゃないかしら?💦」
背骨の状況も病名も知らない
ただ 不安げに話を聞いていた私はたまらず
『ねぇっ!!!!!!
何ぃ?!』
そう言うと母が
「円…週末 病院に行くわよ……」
と言いました
私は不安で不安で気が狂いそうでした。
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