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いつも通り高校から帰っている少年2人。
その一人がこの小説の主人公村瀬才だ。
彼にとって今日はちょっと特別な日だった。
16回目の誕生日に彼は一生忘れる事の出来ない経験をする。
「あ~ぁ今日もダルかった~早く家帰んねーと姉さんが切れるな…」
??「あれ才っていつもは家あんまり帰らなかったじゃん。どうしたの??」
「佑、実はな…」
「うん…」
佑と呼ばれた少年は何が有るのかと神妙な面持ちで聞いていた。
「面倒くさいことにな…」
「うん…」
???「今日は才の誕生日なのよっ!」
突然後ろから才に抱きつく腕。
「おい、姉さんがなんで此処にいんだよ……」
「…………」
佑は無言だった…
「佑どした??」
才は不思議に思い質問したが帰ってきた答えは平凡だった。
「酷いよ才!!なんで教えてくれなかったんだよ!!友達じゃなかったの?!」
「……非常に言いにくいんだが………二週間前に言ったぞ??」
「あれ?そうだっけ?」
佑は恥ずかしそうに笑った。
「とりあえず才、早く帰ろっ!」
「と言うわけなんだ………佑も来「「行く!!」」
(即答だな…)
食い気味で答えたユウにサイはそんな事を考えていた。
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