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サイがアポルに勝てば二回戦でティニアと戦う事になる。
サイは学園の代表選手であるアポルの事など眼中に無かった。
それは決して前までのような油断ではなく、努力に裏付けされた自信である。
ただ考えているのはティニアへのリベンジ。
そして、まだ力のわからぬ強者―――ラトゥとの試合だった。
(今回は誰にも負けない……嫌、これから俺は誰にも負けない!
っと第一試合はもう開始か。)
サイはそう思うと、立ち上がり、控え室をでてフィールドに向かった。
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