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「今日は、この人の媒体を探しに来たんです。」
リザはサイの腕を掴みながら言った。
すると、何を勘違いしたのかオールは微笑みを浮かべた。
「そうか、やっとリザにも。お父さんは悲しむじゃろう。」
リザは勘違いされていることに気付き、顔が火照り出すのがわかった。
「ち、違います!!サ、サイは別に!まだそんな関係じゃ…」
「ほう、まだ、じゃの?」
リザは墓穴を掘った事に気付き、更に顔を赤らめた。
「2人ともなんの話しをしているんだ??」
「何でも無いです!!サイは関係ないですから、気にしないでください。」
「そうか、ところで早く選びたいんだが…」
「そうじゃな…ではまずここにある指輪をはめていってくれ
自分に合うのが見つかればすぐに分かる筈じゃからな。」
サイは次々と出された指輪をはめていった。
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