買い物

4/13
前へ
/538ページ
次へ
「今日は、この人の媒体を探しに来たんです。」 リザはサイの腕を掴みながら言った。 すると、何を勘違いしたのかオールは微笑みを浮かべた。 「そうか、やっとリザにも。お父さんは悲しむじゃろう。」 リザは勘違いされていることに気付き、顔が火照り出すのがわかった。 「ち、違います!!サ、サイは別に!まだそんな関係じゃ…」 「ほう、まだ、じゃの?」 リザは墓穴を掘った事に気付き、更に顔を赤らめた。 「2人ともなんの話しをしているんだ??」 「何でも無いです!!サイは関係ないですから、気にしないでください。」 「そうか、ところで早く選びたいんだが…」 「そうじゃな…ではまずここにある指輪をはめていってくれ 自分に合うのが見つかればすぐに分かる筈じゃからな。」 サイは次々と出された指輪をはめていった。
/538ページ

最初のコメントを投稿しよう!

28479人が本棚に入れています
本棚に追加