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魔法陣が光り周りの空気が震えはじめたころ。
「なんだ!この威圧感は!!」
サイは魔法陣から来る威圧感に驚愕していた。
サイは今まで自分より圧倒的に強い者に会った事が少なく、威圧感など感じた事はほとんど無かった。
そのために恐怖という感情にサイの気持ちは高ぶった。
(面白い。何が出てくるか楽しみだな…)
サイがそう思っていると魔法陣から八本足の馬に乗った騎士が出てきた。
「そなたが我を召還したものか?」
騎士がそう言うとサイは高圧的に応えた。
「あぁそうだ!お前は何者だ!!」
サイの言葉に騎士は不思議がって質問をぶつけた。
「他の召還者達はどこに居る?」
「他の??召還したのは俺だけだが…」
「我をたった1人で召還したと申すのか?!」
騎士はまだ若い少年が一人で自分を召還したことに驚いた。
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