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冬がやってきた、運命の季節が！
クリスマス。俺たちは彼女の部屋で過ごした。俺は彼女にダウンコート、彼女は俺に手編みのマフラーをくれた！幸せにみちあふれたクリスマスだった！
年末も差し迫ったある日、彼女が治療のために、年明けから、アメリカに行くと言った！早く治して安心して暮らしたいのだと言う！彼女が望むなら、そうすればいい！俺はそう答えてしまった！あの時に反対していれば、今のままで充分だと言い切れたなら、運命は変わったかも知れなかった！そんな事も思いもしないまま、二人とも年末は田舎で過ごす事になった！彼女はアメリカ行きの準備のため実家に帰る必要があるからだ！俺も東京に一人でいるよりは田舎で家族と年越しをしたいと思って、お互いに田舎へと旅立った！
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