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 僕たちは余りにも戦争や環境問題を知らなさ過ぎた。  人間は命を吸い付くし、辺りは零下15℃。これでももとは夏の国だった。  だが、人間は憎み合いをやめなかった。その結果がこれだ。  僕たちはいつだって第三者、自分は関係ない。  口先だけの平和論者だ。  いつの時代も人間は破壊者だ、僕もそのうちそうなると思っていた。  だって、僕たちが産まれる何世紀も前に世界大戦という大きな戦争があったんだ。  終戦後に平和主義と言う形だけの主義を掲げ、平和を訴える人がたくさん生まれた。  だけど、それは本当に戦争というものに深く関わった人間だけ。  僕たちの先祖は何のために命を落としていったんだろう。  本当は知りたく無かったんだ。この世界で生きてる筈の僕たちの命が偽物だったって。
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