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真剣
美和さんと話ししている時、真剣に考えていると言ってくれた。ヒロありがとう。
朋美と初めて逢った時から、1年になるね。 泉から溢れ出てくる様な、俺の気持ちは届いていると思っている。
朋美の気持ちも分かっているよう。
二人だけのクリスマスパーティーをしよう。
テーブルに一輪の花、コブクロの曲を流しながら、二人寄り添い過ごした。
今日は帰りたくない、泊まっていい。
いいよ。朋美のボストンもまだ有るしね。
お風呂に入るなら、先に入ったらいいよ。
うん、先に入る。
覗いたら駄目だからね。
覗かないよ。温まって出ておいで。
朋美はお風呂に入った。俺は、上着のポケットからプレゼントを出した。そして、手紙と共にボストンの中に入れた。
出たよ。
ヒロ、お風呂に入って。
洗濯しておくから。
お風呂に入っていた。
ドアのガラスに朋美の姿が映っている。
黙ったまま。
そんな所にいたら、風邪引くぞ。
温まって出て来てね。
お風呂から出た。
着替えが綺麗に置かれてあった。
プレゼントしてくれるの。ありがとう。
私は何も用意してない。
何もいらないよ。朋美、俺が指に入れあげるよ。ここにもう一つある。これを俺の指に入れてくれ。
ネームを入れた、ペアリングをお互いの指に入れた。
大事にするね。ヒロの事も。本当に嬉しい。
朋美、結婚してくれ。
二人で手を取り合いながら、歩いて行こう。
はい、何時までも付いて行きます。
こんな私だけど、よろしくお願いします。
この日、身も心も繋がった。
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