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その日、俺は地元の夜景スポットに 一人でいた。
今日は彼女の誕生日…
いや 元彼女の誕生日だ
本当は 二人で見に来るはずだった。
呆然と 夜景を見ていると、後ろから 声を掛けられた。
女『アッキー先輩❗』
俺『おっ、倖田。何やってんだ ここで…⁉』
來未『私は、そこの喫茶店で バイトですよ。先輩こそ 何やってるんですか⁉』
俺『今日さぁー、彼女の誕生日で…』
來未『あ、それで 待ち合わせですか⁉』
俺『違うよ。振られたんだ。』
來未『そうなんだぁ…』
俺『だから、ここに一人できたんだよ。』
來未『私は、ここからの夜景 好きですよ。いつか好きな人と 見たいなぁ って思ってたんですよ。』
俺『一緒だな。いつか 見られると いいな。俺は、無理だったけど… 來未なら大丈夫だよ。』
來未『……… でも、もういいんです。』
俺『何で⁉』
來未『もう 夢が叶ったから、…好きな人と見る ていう夢が…。』
俺 『その 好きな人って………。』
來未『ずっと前から 好きだったよ。先輩の事…』
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