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俺『そんな、俺なんか 我が儘で 素直じゃないし、…來未に好きになって貰える資格なんて……』
來未『そうなんですよね。ずっと 見てきたから、解ってるはずなんだけど……そんな 私の気持ちにも気付きもしないし。』
俺『ごめん…』
來未『それでも、やっぱり 好きなんです。ずっと… 初めて 喋った時から、先輩の優しい笑顔を見た時から…』
俺『今の俺は、まだ…』
來未『いいんです。今は ただ こうやって、先輩の横で 街の明かりを 見ていられれば………』
俺『來未……』
來未『でも、元カノさんって アッキー先輩のいい所を解ってたのかなぁ⁉』
俺『さあ どうだろう。俺も アイツの事 解ってなかったんだろうな。そうすれば、こんな事にはならなかったと思う。』
來未『今でも、好きなんですか⁉』
俺『……… 』
來未『…そっかぁ、それでも、いいんです。自分の気持ちを伝える事が、出来ただけでも、……
それで 次の一歩が踏みだせたから。』
俺『………』
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