振られた男と後輩編

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來未『…先輩、私待ってて いいですか⁉先輩の気持ちの整理がつくまで…』 俺『……來未』 來未『私 待つのには、慣れてる から………』 俺『いつに なるか わからないぞ。』 來未『いいですよっ。 その代わり、 今まで通り 遊んで下さいね。』 俺『あぁ……』 來未『約束ですよ。』 俺『わかった。約束するよ。』 その日 二人は朝まで 街の明かりを 見つめていた。 三ヶ月後…… 街の景色も X'mas一色に 変わっていた。 俺『來未、もうすぐイブだな。』 來未『そうだね。』 俺『どっか 行きたい所あるか⁉』 來未『私 夜空の綺麗な場所に行きたいなぁ。』 俺『夜空の綺麗な場所⁉』 來未『そう、誰も 見たことのない 夜空。』 俺『ふぅん…』 來未『何っ そのリアクション、自分で 聞いておいて 』 俺『ごめん ごめん。』 來未『あっ、バイトの時間だぁ。じゃあ 私 行くね。』 俺『そうか、気をつけてな。後で 電話くれ 迎えに行くから』 來未『うん。』 走りさる來未の後ろ姿を 俺は 見えなくなるまで、見つめてた。 その日に限っては…………
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