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血の匂いに近くなる
・・・・火薬の匂いも
何かにぶつかった
刹那だ
「父様?・・・・・母様は?」
「・・・・・・・・母様が・・・・陵が 言っていました。」
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「陵‼しっかり!
死なないで!百合江を
置いて死ぬつもりですか❗」
胸から流れる血
止まらない
止まらない
「刹那、御願いがあります。阿木と一緒に・・・・・・百合江を守ってあげて下さい。
それと私の・・・・・目を持っていって。百合江に見せてあげて・・・・・貴方達を・・・・・・・・森を・・・・・川を・・・・・花を・・・・・・たくさん・・・・見せて・・・あげ・・・・ 」
ガクッ
「分かりました。必ず守ってみせます陵・・・・・愛して います」
最後の口付け・・・・・・
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