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被害者の一人は俺と同じくコーヒーを吹き出し、目の前に居た彼女らしき人物に被害を与え彼女に二次災害、彼女の怒りで彼氏に三次災害へ。
一人の被害者鼻血を出しながら走り去っていった。
もし、これが人の少ない放課後では無かったらきっと大変な事になっていただろう。
沁弥『ッ……これはフェイントと飛び越してアウトだぞ』
誰かの雑巾で俺が汚してしまった床を渋々拭く。
南由奈『あははは…』
俯きながら答えてる姿を見て南由が少し寂しそうに答えた気がしたが、気のせいだろう。
沁弥『まったく、冗談キツい…ははは』
嫌では無い。
…が…先ほどの事を思い返してしまうとやっぱり苦笑してしまう。
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