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帰り道
俺は南由奈といつものように朝通った道をいつものように歩いていく。
そう、いつもの様になんだけど
沁弥『…なぁ…南由…?』
と
南由奈『どうしたの?』
2秒もしない内に返事が返ってくる。
いつもと変わらぬ、笑顔で。
けど…
沁弥『なんかおかしくないか?』
なんだか少し気になった
いつもなら話しながら帰る
話題はお互いに出し合いながら
そう、お互いに
…の
――はずなんだけど、
今日は南由奈は話を聞くだけで自分から話題を一度も出してない。
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