放課後の学校

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【世界の終わり】 他人から見れば本来起こり得ない事が平均化されて【世界の終わり】以降は本当に普通の世の中に変わるそうだ。 なんでも、その 見えない、起こらない、事、現象が今、世の中に生きる若い世代に少くなからず犯罪に影響して巻き込んでいる事が理由らしい。 俺には良く分からないけどやっぱり具体的な例を挙げるとすると、超能力、魔法、聖霊、気。 この街にはそういう一部の人間が行使できるゲームみたいな事が出来る人と出来ない人が居る 実際に25人編成のクラスにそういう力をもってるやつが10人程居る。 今はクラスに来てる生徒は卒業間近+放課後だから少ないけど 今クラスに残ってる暇人6人(俺は忙しいけど!)中2人居る えーと、1人の力はなんだっけな あぁ、たしか ゆで卵か生卵かを見分けることが出来る力だっけな 超能力の透視能力だよな きっと。 力ってのは、元から【そういう力】を持ってる者、ある日突然【そういう力】を身につける者。経歴は様々だけど 俺みたいな特に特徴の無い凡人には関係の無い話だろう。 使う側、見てる側どう思ってるのかはわからないけど 今まで人の【世界】何らかの害を与えることはなかったから なくとも見てる側の俺は好きだった なんつーか? 不思議発見!的に 卵の透視はどうでもいいとして。 結構俺…好きだったんだけどな。 はぁ… ***『つまらなくなるね…』 沁弥「そうそう。つまらなく……」 ……… 沁弥「……え?」
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