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そんな考えを遮(サエギ)るように、
南由多『まぁ、良いんじゃない?。他に聞こえてる訳でもないし、聞いてるのボクだけなんだからさ』
綺麗に整った眉を【ハ】の字に変えながら言う
…こいつ俺をなめてんな……
別に怒ってる訳じゃないが、くしゃみを先にされ、くししゃみが止まってしまったあの敗北感…
最後に食べようとしてとっておいたケーキのイチゴを食べられたあの悔しさ
そんな感覚に似てしまい、
俺は反撃に移ろうと、冷静を装いクールに紅茶を口に含みつつ、俺は揚げ足を取ろうと、
仕返し必殺の言葉を放つ。
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