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悲劇
いつもの様に崇人の父親は会社に出かけて行った。
しかし父親はいつも帰る時間になっても帰る気配がない。
崇人の母親は心配でならなかった。
崇人はまだ赤ん坊知るよしもない。
崇人の母親は心配になって会社に電話してみた。
崇人の母親『…あっ、もしもし。上田ですが家の夫まだ働いていますか?』
会社の人『えっ?…とっくの昔に帰りましたけど。』崇人の母親『そうですか。分かりました。』
電話を切ったあとすぐにまた電話が鳴り始めた。
その電話音にびっくりしたのか、崇人は泣きだした。
崇人『おぎゃあー。おぎゃあ。』
崇人の母親『はいはい。泣かないで。』
母親は崇人を抱き抱えて電話に出た。
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