第一章:日が向かう先は希望

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そして、小学4年になった頃……。 ある日、明はいつものようにバイオリンの練習をしていた。 もちろん勇も一緒である。  切ない旋律が部屋に満ちる……。 カキーン! 透き通るような音が響いた。
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