第一章:日が向かう先は希望
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「いいよ~。 じゃあ、先に音楽室行っててよ! トイレ行ってくるからさ」 「早くしてよ~?」 「はいはい」 勇は、明が言いきる前に音楽室に向かった。 教室で明が痛みでうずくまっている事も知らず。
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