第一章:新機能追加

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どうやら友里も知っていたようだ。 「うん、そうだけど…」 「モバスト、登録した?」 教室は静かで、先生の声がまるでBGMみたいだ。 にこにこしながらあたしを見る友里。 「うん…昨日ね」 今まで友達とモバゲーのことなんて話したことがなかったので、あたしはちょっとためらったがそう言った。 「そっかー。あたしも!昨日ちょっとだけやったけどさ、結構面白そうだよ♪」 友里は楽しそうに携帯を開いた。 あたしと同じように教壇からは見えない位置に携帯を下げる。 「11時から11時30分の間にログインしたら100Pなんだよね~♪」 携帯の時計は11時05分を表示していた。
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