第二章:ゲーム開始

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「は!?」 準備をするためにベッドから立ち上がったあたしは訳がわからず固まってしまった。 部屋の中央にあるテーブルの上に、見慣れない黒い物体があったからだ。 ――拳銃。 テレビや映画で刑事が持っているものと大きさも形もあまり違わないのではないかと思う。 一体どうしてこんなものが!? いつの間に!? 混乱状態のまま玄関のドアにかけよると、鍵はしっかりとかかっていた。 誰かが侵入した形跡も特に見当たらない。 (はぁ!?何これ?) もう一度テーブルを確かめたが確かにそれはある。
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