第二章:ゲーム開始

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「2つ目は宝探し。 ゲーム中、こちらで宝を隠す。 宝が何かはその時のお楽しみとしよう。 君たちにはそれを見つけてもらおうというわけだ。 宝を1つ見つけるごとに500Pあげよう。 3つめはクイズだ。 クイズに1門正解するごとに500P。 全部で3問を予定している。 そして4つ目は特別イベント。 内容はまだ言えないが、ゲーム中に特別イベントを開催する。 このゲームに勝ち残ったものはなんと1000Pだ。 なかなか楽しそうだろう?」 男はそう言うと喉の奥でククッと笑った。 彼の言葉を信じるべきなのだろうか? 頬を一筋の汗が伝う。 しかし暑い。 普段あまり汗をかかないあたしだが、こう暑いと額にジワリと汗が滲む。 「信じるかどうかは君次第だが、早めに行動を起こしたほうが身の為だよ。」 あたしはまだ決めることが出来ない――。 パァン!
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