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第一章：新機能追加

いつもと何ら変わりのない一日だった。
学校が終わってバイトに行く。
７月のこんな時期に一体何を祝うことがあるんだか知らないが、バイト先の居酒屋は今日も予約の宴会でいっぱいだった。

酔っ払いの相手に疲れ果てた午後１１時頃、やっと店長から「今日はもうあがっていいよ」の一言を聞くことができた。

マンションに着いたのは１１時半。
シャワーを浴びたあたしは疲労のせいですでにおやすみモードに入っていた。

電気を消してベッドに横になる。
睡魔が一気に押し寄せて来たが、あたしは携帯を開いてブックマークのモバゲーをクリックした。
どんなに忙しい日でも寝る前には必ずモバゲーにアクセスするのが最近のあたしの日課だ。